健康というと病気ひとつしない丈夫な体、また左右均等で偏りのない体を想像しがちですが我々はそうは考えません。
病気ひとつしない体は鈍く意外ともろいものですし、左右均等であっても様々な不調を起こす人もいます。
また、一見強靭な心を持っていても、なにかの拍子にその心がポッキリ折れてしまう人もいます。
病気や異常があっても自分の力で乗り越える。少々の左右差があっても下腹が充実し、深い呼吸をして毎日を過ごす、様々な困難に直面しても柔軟な心でやり過ごす、それが本当の健康というものです。
よく言われる“自然治癒力“とは、このような体と心の状態で発揮されるものですし、その素地にあるのは潜在体力というものです。
人間が本来持っている潜在体力を呼び起こし、環境の変化に適応できる柔軟な体と心をつくることができるのが人体力学整体です。また部分疲労がひどくなったり体の左右差が極端になったとき、人は熱を出したり痛みを作り体を修正しようとします。
その修正の手助けをするのが整体操法であり、人体力学体操、呼吸法なのです。